新型IP選択リモコン端末の販売を開始します。
本年7月から、新型のIP選択リモコン端末 EIP5110-SRA / SRM シリーズの販売を開始いたします。
従来機と比較し、おもに以下の5項目がアップデートされています。
①通信速度の高速化
従来機のIP化音声は10Base-T(10Mbps)で通信しておりましたが、新型からは100Base-TX(100Mbps)に変更し、より快適に通信できるようになりました。
②液晶パネルの変更(液晶対応モデルのみ)
TN型からTFT型の液晶パネルへ変更しましたので、コントラスト・視野角供に向上し画面が見やすくなりました。
また、バックライトもCCFLからLEDへ変更しましたので装置の消費電力が下がり、電池駆動時の動作時間を約1.5倍延ばすことができました。
③自動音量調整機能(AGC)の標準装備
通信相手毎に入力レベルが変化しても、ボリューム操作を行わず一定音量でモニタ(スピーカ再生、イヤホン再生)できるので利便性が向上しました。
④PoE電源オプション、乾電池オプション
装置電源は、基本的にAC100V(ACアダプタ付属)としておりますが、PoE電源や乾電池からの電源入力オプションを設定しています。
液晶対応モデルについては、従来機はPoE電源オプションか乾電池オプションのどちらか一つを選択する必要がありましたが、新型は両方のオプションを同時に対応することが出来る様になりました。
液晶が無い簡易モデルについては、標準で乾電池対応となっております。
⑤2ワイヤー入出力I/Fの標準装備
RJ-11コネクタの形状で2ワイヤー入出力I/Fを標準装備しました。
このI/Fを使って本装置にリモコンA装置を1台接続することができますし、さらに弊社製音声分岐装置(EIP5100-AB)を追加すれば本装置にリモコンA装置を4台接続することが可能となります。このような構成とすればリモコンAのアナログ音声を本装置でIP化(デジタル化)できますので、アナログ端末でもネットワークを使った通話が可能となります。