街頭防犯カメラの通信装置の開発について
誰もが安心して暮らせる街づくりを進める上で、街頭防犯カメラの設置は非常に有用な手段の一つです。
事件・事故の早期解決には欠かせなくなった街頭防犯カメラですが、その多くがスタンドアローン型のレコーダーであり、防犯カメラとしての運用面で幾つかの課題が見えてきております。
弊社では、既設の街頭防犯カメラに通信機能をアドオンし、運用面での課題対策の効果見極めと新たな課題の早期見極めを目的として試験を開始しました。
本開発にあたっては、行政、自治会、防犯カメラメーカー、カメラ設置業者、通信プロバイダ、特定アプリ開発業者といった多くの方々のご協力を得ながら推進しており、早期(来年度)製品化を目標に進めております。
弊社がIoT事業へ参入し色々な製品を手掛けてきましたが、これまで「点」として存在していた個々の要素技術が、本年は「線」となって繋がってきておりアプリケーションに広がりを感じております。本稿で紹介しました街頭防犯カメラの通信装置は、こうした弊社IoT技術の成果を十分に発揮できる製品として位置付けております。
来年は、培ってきた技術をさらに深耕し当社が目指す「感動」と「驚き」がある製品を連打していきたいと考えております。